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時間とは、命
2015年 kisato
時計の中の敷き詰められた歯車は まるで人生の縮図のようだ。
曼荼羅にも似ている。
命の時計の歯車とは 人生で関わってきたご縁。
大切な歯車と自分の歯車を上手に噛み合わせて「針(心)音」を刻んできた。
時として歯車がかみ合わず 時計の修理に明け暮れる時期もあった。
時計の中身がいっぱいになった頃には あちこちが錆びてしまっているだろう。
針の動きが鈍くなってきた・・・
死期を悟り、錆びた時計を砂に変えた。
最期の砂時計が砂を落とし始めた・・・
こちらは輪廻廻廊の物語の元となったサンドアート砂描画作品です。
2015年6月、kisato初個展『moment~kisatoが紡ぐ光と影の砂世界~』
砂描画ライブという形でお客さんの前で描き上げた大作。
「moment」という個展タイトルにちなんで、
「時間」をテーマにした作品になっています。
更に詳しい作品解説はこちらを。
細かな設定も輪廻廻廊の物語にそのまま引き継がれています。
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